下腹部を引き締める方法

まずは、体脂肪率を下げましょう

厳しいようですが、女性で30%以上、男性で20%以上ある方は、まずはここを改善しないとどうにもなりません。お腹のことだけを考えるより、全体をスリムにすることを最優先に。

 

痩せているのに下腹部だけ出ている場合

どれだけ腹筋運動してもなかなかへこんでくることはありません。腹筋運動で使う筋肉は、この箇所。

 

 

 

6パックと言われる部分ですね。しかも、通常の腹筋運動で使われる部分はさらに上の方(みぞおちあたり)ばっかりになります。下腹部を引き締めるために使いたい部分はこの筋肉。

 

腹筋群の最下層にあるインナーマッスル、腹横筋といわれるところ。これをめくると、あとは臓器しかありません。この腹横筋はさらしのような役割をしていて、ここがゆるんでくると中にある臓器が前にせり出してきます。体脂肪は少なくても、下腹部が出ている方はこの筋肉のゆるみが関係していることが多いです。そして、この筋肉は通常の腹筋運動では使われません。使う時の例えとしては、「大爆笑してお腹痛いーっ」って時です。腹筋してないのにお腹痛くなりますよね!?あの感じです。この時って何をしてるのかというと、大声で笑っている=声を出して呼吸しているだけです。その中でも”呼吸”が大事になってきます。

 

もう一つはドローイン。聞いたことある方もいらっしゃるかと思いますが、要は思いっきりお腹をへこますことです。これも難しくて、お腹をへこましたときにみぞおち付近がへこんでしまう方もいます。へこましたい箇所は下腹部ですから、

この箇所をへこましたいわけです。簡単にできる方もいますが、全然出来てるか分からない方が圧倒的に多いです。まずはこのドローインと呼吸をマスターすること。

あとは、股関節の曲げ伸ばしを入れた腹筋も効果的ですが、腰痛のリスクやフォームがまた難しいので、ご自身で行う場合はしっかりと理解した上で行うことをおすすめします。

何よりも大切なのは、呼吸とドローイン。これをマスターして継続して行うだけでも、だいぶ変わってきますよ。