体重が少なければ痩せたことになる??
Aさん(女性)の体重が60kg。体脂肪率30%
Bさん(女性)の体重が65kg。体脂肪率20%
どちらが細く見えるでしょうか?
答えはBさんです。Bさんの方が体重は重たいけれど、圧倒的にBさんの方がスタイルは良くなります。
では、体脂肪を落とせば良いという問題になります。
次。
Aさん(女性)の体重は100kg、体脂肪は20%。
Bさん(女性)の体重は45kg、体脂肪は25%
どちらの方がスタイルは良く見えるでしょうか?Bさんですね。Aさんはがっしり体型になります。
がっしり体型のスタイルが好きであればそれはそれで良いですが、一般的に女性が目指したい体型はBさんが多いです。Bさんの方が体脂肪は多いのに。
そしたら体重が少ない方が良いとなり、さっきの体脂肪が減れば良いという真逆の答えになります。
②結局、何が大事か?
例えば、今この瞬間に2リットルの水を飲み干せば、体重は2kg増えます。
これを太ったというのかどうか?
体重は増えてますが、脂肪がついたわけではありません。水ですから。
なので、体重に目を向けず、基本的には体脂肪率にフォーカスすることで間違いないでしょう。
もう一方で、標準体重からかけ離れているような体重の場合、体重が減れば素直に体脂肪率も下がっていくことがほとんどです。そしてメンタル的な問題。いくら体重は関係ないとはいえ、体重が減れば嬉しいものです。
継続が何より大事なボディメイクにおいて、メンタル的要素はかなり重要です。
だから私は両方の数値を気にするようにしています。
体重か体脂肪かどちらを気にするか、「どっちもです」。
そして、何より重視しているのが”見た目”です。
数値は目安になりますが、綺麗に見えたらそれで良いんです。
Aさん身長150cm、体重50kg、体脂肪率25%
Bさん身長150cm、体重50kg、体脂肪率25%
同じ体型だと思いますか?違いますよね。
骨盤の位置、背骨、頸椎の位置、猫背、O脚などなど・・・
その他様々な要素で”見た目”が決まるのです。
だから、みんなが同じようなことをやっても結果は違います。
一人一人に合ったワークアウトやストレッチ、食事管理があるのです。
その見極めに優れているのがパーソナルトレーナーだと思っています。
結論、その人の身体(見た目)を構成するすべての要素に目を向けること!!