各ワークアウトには、正しいフォームで正しい筋肉に効かせるということが大前提です。
スクワットを例にとってみましょう。
王道のハイバースクワット。キレイな形でできると、下記の写真のようにスネの角度と背骨の角度が平行になります。
続いて、良くある代償動作パターン。上半身が過度に前傾してしまっています。
こういう動作になってしまうと、腰に負担がかかったり、効かせたい筋肉にあまり効かなくなってきます。
せっかく頑張ってやっているのに、効果が薄れるどころか怪我をしてしまっては元も子もない。
じゃあどこが悪くてこのような姿勢になっているのか?
①足関節(足首)の可動域
→足首が硬くて、下りることができない
②背面部の伸展筋群(お尻、太ももの後ろ、背骨の横の筋肉)が弱い
→深さが増すにつれてこの筋肉が力を発揮できない
③そもそも運動初心者は「自然とこの動作が引き出される」
→ワークアウト計画の問題。
これ以外にもありますが、パッと思いつくだけでもこれだけあります。パーソナルトレーナーはこういったことを修正していきます。言葉で、タッピングで、代替ワークアウトで、見本を見せて、などなど。
また、これは横から見た場合です。
後ろや前から観察すると膝の向きや左右バランスなどの改善が必要な場合もあります。
ただスクワット動作をするだけではなく、怪我をしないように安全に、効かせたい場所にしっかり効かす。
こういった細部まで見てもらうことができるのはパーソナルトレーニングの特権ですね。
コメントを残す