つらいコリをもっと緩める方法

肩こり、腰痛、首コリなどのコリを緩める方法

慢性的な肩こり、腰痛、首コリは筋肉がギューッと縮んで固くなってしまっています。単純なストレッチやマッサージでもその時はマシになりますが、また時間が経つと元通りに・・・。

本質は、姿勢改善や骨を支えるインナーマッスル強化などになります。ですが、もう少し楽になりたいという方にも多いはず。

今日はそのテクニックの一つ、Ib抑制(わんびーよくせい)というものをお伝えします。

ちょっと専門的になりますが、かなり効きます。実際に現場で使っているテクニックです。

 

Ib抑制とは

筋収縮によってゴルジ腱器官が伸長された際に筋-腱の断裂を防ぐために、筋自体が弛緩されるという反応のことを指す。別名「自己抑制」。要は、ゴルジ腱器官を支配するIb神経繊維の働きで筋肉(ここでは主動筋)が緩む(抑制される)からIb抑制と言う。

簡単に言いますと、腱を押しながらコリをほぐすと、もっとほぐれるよ!!

ということです。例えば、

丸で囲っている首が凝ってるなと思ったら、

矢印の部分を押すだけで、丸の部分は緩みます。緩めた状態でストレッチやマッサージを施すことでさらに緩みます。

 

 

丸の部分の背中が痛いなと思ったら、

矢印の部分に押圧をかけながら、緩めるといつものストレッチやマッサージより緩みます。

 

痛みは身体の背面に起こることが多いので、なかなか自分では出来ないのがネック。解剖学が頭に入っている方でないと難しいですが、Ib抑制を踏まえたストレッチやマッサージは緩みが早く深くなります。できそうな方はペアでやってみると良くなるかもしれません。もしくはプロにお願いしてみましょう。

僕はストレッチ以外にも、狙った箇所の筋トレをしたいのに、違う箇所の筋肉の緊張が強くてフォームが崩れる、違う筋肉に効いてしまうのを防ぐのにも使ったりしてます。